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おまけ総集編 Every Little Thing レビュー
この「おまけ総集編 Every Little Thing」は、過去イベントで発行されたコピー誌・ペーパーをまとめた一冊だ。7つの短編漫画が収録されており、それぞれ異なるテーマと作風で、読み応えのある内容となっている。100ページというボリュームも、値段を考えるとかなりお得感があると言えるだろう。個々の作品について、詳しく見ていこう。
1. Roll Over Beethoven:カラオケ騒動劇
「Roll Over Beethoven」は、アイドルたちがカラオケに行くという、王道のシチュエーションを舞台にした作品だ。アイドルたちの普段は見られない一面、あるいは意外な一面が垣間見える展開は、ファンならきっと楽しめるだろう。個人的には、誰々がどんな曲を歌うのか、そしてその歌い方や反応に注目して読むのが面白いと感じた。選曲のセンスや、歌っている最中の表情や仕草など、細かい描写が丁寧に描かれていて、まるで自分が一緒にカラオケに参加しているかのような臨場感があった。賑やかで楽しい雰囲気と、時折見せるアイドルたちの素顔のギャップが絶妙なバランスで描かれており、読み終えた後には温かい気持ちになれる作品だ。
2. Ask me why:ままゆの素顔に迫る
「Ask me why」は、ままゆを主人公とした短編だ。読者からの質問に答えるという形式で話が進んでいくため、キャラクターへの理解を深めることができる。質問の内容も様々で、普段は聞けないようなプライベートな話や、アイドルとしての葛藤など、幅広い話題が取り上げられている。ままゆのキャラクターを深く理解している作者だからこそ描ける、繊細な心情描写が光る作品だ。ままゆファンには必見だろう。特に、ある質問に対する彼女の答えには、思わず涙がこぼれそうになった。
3. Across the Universe:6thライブ参戦組の4コマ漫画
「Across the Universe」は、6thライブで新たに参加したアイドルを主人公とした4コマ漫画だ。4コマという短い尺ながら、それぞれのキャラクターの個性が際立っており、クスッと笑える場面も多い。テンポの良い展開と、可愛らしい絵柄が魅力的で、気軽に読める作品だ。特に、アイドル同士の掛け合いが面白く、思わずニヤリとしてしまう場面もあった。作者のキャラクターへの愛情が感じられる、温かい作品だ。
4. love me do:橘さんの華麗な論破
「love me do」は、橘さんを主人公とした4コマ漫画だ。橘さんの知性と機転の良さが存分に発揮されている作品で、彼女の華麗な論破は見ているだけで爽快だ。短編ながらも、彼女のキャラクターの魅力が凝縮されていて、読み応え十分である。絵柄も可愛らしく、4コマ漫画ながらも、ストーリーに深みがあり、何度も読み返したくなる作品だ。
5. Magical Mystery Tour Extra:東京駅での出来事
「Magical Mystery Tour Extra」は、歌鈴ちゃんと紗枝はんが東京駅で何かをするという、少しミステリアスなタイトルの作品だ。東京駅の独特の雰囲気と、二人のキャラクターがうまく融合しており、独特の世界観を作り出している。二人の会話や行動から、それぞれの個性が際立っており、読み終わった後には、二人の関係性がより深く理解できたと感じた。特に、あるシーンでの二人の表情の変化は印象的で、何度も読み返してしまうほどだ。
6. Yesterday Once More:志希にゃんの不思議な薬
「Yesterday Once More」は、志希にゃんが作った薬によってアイドルたちが子供になってしまうという、ファンタジー要素のある作品だ。子供になったアイドルたちの可愛らしい姿と、普段とは異なる言動は、見ているだけで癒される。しかし、その可愛らしさの裏側には、子供になったことで生まれる様々な問題や葛藤が描かれており、単なるギャグ漫画に留まらない深みのある作品になっている。大人になったアイドルたちとは違う、子供特有の素直さや純粋さが際立っていて、とても心温まる作品だ。
7. Every Little Thing:アイドルとしたいされたい妄想集
「Every Little Thing」は、アイドル同士の様々なシチュエーションを描いた妄想集だ。それぞれの組み合わせやシチュエーションによって、作品全体の雰囲気が大きく変化しており、飽きさせない工夫がされている。大胆な描写もありつつ、アイドルたちの可愛らしさや魅力も損なわれていない点も素晴らしい。それぞれの妄想シーンに作者のこだわりが感じられ、ファンタジーな世界観に引き込まれた。
まとめ
全体を通して、作者のアイドルたちへの深い愛情が感じられる作品集だ。それぞれの作品が独立した物語でありながら、全体として統一感があり、読み進めるのが非常に楽しかった。過去作品をまとめたものとはいえ、クオリティは高く、むしろ単行本として発売しても遜色ない出来栄えだと思う。ファンはもちろんのこと、これから作品を知ろうとする人にも自信を持っておすすめできる一冊だ。価格以上の満足度を得られること間違いなしだ。